2017年11月06日

第6回Text-Revolutions イベントレポ (K)

事前の告知を投稿する余裕もないギリギリ感で参加してきましたのでせめて充実のアフターレポートをお届けしたいです。

10/28(土)のテキレボ6に参加された皆様、お疲れ様でした。今回も面白くて楽しくて充実したイベント参加でした。ありがとうございました!
F-22えすたし庵のスペースにお立ち寄りくださった方、無配SSペーパーや300字SSポスカを持ってってくださった方、直接や代行利用でいくつも本をお買い上げくださった方、そしていつもTwitterやSkypeで励ましや応援を送ってくださった方、Twitter宣伝のRT等でご支援くださったタイムラインTLの皆様、うるさくても目をつむってそっとスルーしててくださった皆様、本当にありがとうございました。

当日はまったく頭が機能していなくて、あちらこちらでボロが出ていたのではないかと今更不安になったりもしていますがあいにくほとんど記憶もなくて、ただただ楽しかったというふんわりした印象のみが残っています。長くなりそうだから今回も目次を付けましょう。

(1)参加した概要と雑感
(2)当日何もしていない思い出〜お世話になりました〜
(3)メンバーズのお仕事と代行対応
(4)参加企画の感想(300SS、ゴブガリ、宇宙遊泳MAP)
(5)打ち上げ0次会、一次会、二次会
(6)事前準備の反省と未来の自分へ

どうぞ気になる項目だけ選んでお楽しみください。1万3千字ちょっとあるので全部読むのはお勧めしません…。

今回取り組んできたアンソロジー、ここドラのことは別記事であらためて書かせていただきますね。ここドラに始まりここドラに終わったというくらい今回の私のテキレボはここドラ一色だったのですが、そことテキレボ自体のこととは少し切り離して(できない部分もありますが)書いていこうと思います。

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(1)参加した概要と雑感

最初に正直に書いておくと、今回はイベント中とても周りが見えていなくて頭も働いていなくて人間として機能していなかったような気がするので「イベントのここがこうだった、あれがああだった」的な頭の良さそうな感想は逆さに振っても出てこないです。すみません。とにかく一日中めっちゃ楽しかったし充実してたことだけが記憶に残っています。

今回は特にたくさんの方にたくさんお世話になりました。何と言っても両隣の藍間さん、つたゐさんには隣接でご協力をいただくとともにご面倒もたくさんお掛けしてしまい、本当にお世話になりました…お二人がいてくださったおかげで私は今回乗り切れたのだと思っています。左から藍間さんが私の無配もまとめて手ずから配ってくださり、右からつたゐさんがここドラの頒布に手を貸してくださる。その間で私はコピー本を作っていた気もします。そんなにてんてこ舞いしながらもどうしても参加したくてメンバーズもやらせていただき、本当にありがとうございました。

イベント全体の賑わいとしては、前述のとおり自信はないのですが、ふんわりと会場の賑わいを感じたような気がします。特に早い時間帯での人の入りが前回までよりちょっと多く感じたような。(スタートダッシュがほぼないテキレボで考えると珍しい感触。)打ち上げで代表さんから聞いた速報値でも一応わずかながら過去最高の一般入場者数だったっぽかったので、まずまず右肩上がりと言えるのかもしれません。昼を過ぎたあたりから今度はサークル参加の人がぼちぼち買い回りに出ている印象でした。私もそうでしたが。15時過ぎるとさすがに穏やかまったり感が漂ってたように思います。それでも買い回りして歩く人は最後までゼロでは無いので、撤収作業を始めるのは閉会後が良いだろうなぁと思いました。

今回の配置はここでした。
2017_1004_00.png
外周のやや奥まった位置、入口から直進して見本誌棚がある奥の通路とのT字路部分だったので、人通りは多い方だろうと事前に予想しました、がそのへんは全然当日の記憶が無くて…、おそらくまわりがちゃんと見えていなかったんだと思います。ざんねんな話です。ブースの上にここドラのA1ポスターを作って吊るしていましたが、目立ち方や目印効果はどの程度だったでしょうか。本人の視界には全然入っていなかったので、せめて一人でも多くの人の目に留まっていればあのポスターも浮かばれることと思います。(当日廃棄)

奥の見本誌棚にはちらほら人がいた気がします。といっても棚は見えるけど人は見えない配置だったので実態は不明です。見本誌棚の置き方については毎回うーんと思ってることがあるのですが、私が一般参加した第一回の見本誌棚の置き方はすごく見応えがあった気がするのです(超感動しました)。次回テキレボ7では会場が広くなるし余裕がありそうなので、もう一度棚の置き方を検討されるかもですね。たとえば一番奥の壁一面に横に棚を並べて、手前に今回のような休憩スペースを並べて、みたいな案とかどうですか。
今回見本誌棚の奥の休憩スペースには、目をやったタイミングでは常時そこそこ人数がいた気がしました。当たり前ですがカフェ利用者やカフェ待ちの人も。ちなみに休憩テーブルをナナメ配置にしようって朝設営のときにいきなり主張して□を◇に変更したのは私でした。いやあれ絶対◇で利用しやすくなったと確信してますよ…心理的にも導線的にも…!

本部の方はどうだったんでしょうか。こちらからはほとんど見えなかったのですが、ブースに来てくれた知り合いにパンフ受け取ったか聞いたらもらってないって言ってたので、うまく来場者をさばけないタイミングもあったかもしれないですね。本部まわりの目立たせ方が(もう何度も連続して言われてる気もしますが)物足りなかったかも。受付で無料パンフ頒布していることや、有償頒布グッズの掲示や、委託会計受付や、クローク受付の案内などなどです。それこそA1幅くらいの目立ち方でちょうど良いと思います。A4をタテに3枚つないだくらいで実現可能。私は今回念願の委託を利用しましたが、注文用紙を記入して次にどうすればいいのか委託棚の前で途方に暮れるなどしました。案内板はこれまでもずっと改善続けてこられてる部分だと思うし、けっこう大事な要素だと思うので委託まわりも大切にしたい。

あと私が分かることといえば当日自分が何をやっていたかということくらいなのですが、時系列にまとめて見直したところ、今回の自分の敗因に気がついたので長くなりますが挙げておきます。
7:00〜 いろいろあったけど起床できた
8:45〜 会場設営手伝いで入場
10:00〜 サークル設営開始
11:00〜 一般開場したけどコピー本製本作業を継続
12:00〜 代行へ行く(※メンバーズ)
13:00〜 空腹を抱えてブースに戻る(ゼリー飲料補給)
13:15〜 お買い物のターン
13:50〜 藍間さんがメンバーズ&お買い物(お店番引き受け)
15:40〜 チケット換金や委託購入受取りその他事務作業
16:00〜 閉場から宅配搬出と撤収

今回は最初の11時台、この失われた1時間が大きかったんだな、と今にして思えば分かります。前回も藍間さんと似たような役割分担で会場を回っていたんですが、あのときは最初の2時間で二人ともメンバーズ終了していて、13時からお互い交代で買い物へ…となったので、それでも買い物時間が長くとれていたのです。今回は最初の1時間、私も藍間さんも(珍しいことに)開場までに設営が完了しておらず、買い物にも行けずという形で時間が溶けて消えてゆきました。今回は自分のブース設営にも代行準備にも時間かかるだろうとわかっていたので仕方ないのですが、やはりメンバーズもやって買い物充もしたければ、事前の準備やリハを最大限がんばれ!てことですね。
そしてもう一点今更気がついたんですが今回藍間さんのお買い物時間がすごく終盤すぎて…申し訳ない…今度はきっと早い時間にお出かけくださいねっ。

頒布傾向については、今回はアンソロ主催して初頒布というタイミングだったため、おそらく自創作本はほとんど動かないだろうと覚悟してましたし、事前の宣伝も9割方アンソロに力を入れていました。それでも通りすがりに長編ファンタジーを気にかけて手に取ってくださった方がいたり、ここドラとあわせて1冊お求めになってくださった方がいたり、嬉しいことはたくさんありました。(2巻以降は動かなかったので、次の続刊出るタイミングでいっぱい宣伝しようっと)

新刊といえないこともない12ページのコピー本は、ファンタジー世界の宇宙本とかいうどのジャンルに対しても何だそれ案件ということもあり全く動かないかもしれないと覚悟しながらも当日折り折りしていたのですが、意外といろんな方に持って行ってもらえてよかったです。最終週の苦労も報われます。どうしてコピー本ていうのは見た目がしょぼいくせにあんなに七難八苦を味わわされるのでしょうね…(それは基本的にコピー本とは当日ギリギリまで作業してようやく本になるみたいな日程感で作業しているからで、もっと余裕があるなら印刷屋さんにお願いしています…)

今回は仕上がった原稿に物足りなさを感じて自分で4ページ追加を断行したのと、そのせいで印刷がイベント前夜のコンビニになったことと、そこで左右の綴じ方向指定を間違ったまま印刷終了して持ち帰ってきて折ろうとしたときに初めて気付いたのと、再度同じコンビニに印刷に行ったら途中で紙詰まりエラーと用紙切れエラーが出て30分以上溶けたことなどが、当日会場製本になった遠因だと思います。(そんな遠くもない)
同じ日に、右綴じ本と左綴じ本をコンビニコピーで作ってはいけないことを学びました。コピー機が賢すぎて、前回の設定内容をきちんと覚えているので、人間の側も同じくらい賢い状態で使用する必要があります。間違えたのがページ数多い方だったのも痛かった…くじけそうになった…。


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(2)当日何もしていない思い出〜お世話になりました〜

朝設営までは機能していたと思うのです。自分からさくさく動けていた気がします。しかし自ブースの設営のターンになったあたりからイベントが終わる頃までは、何もしなかったような気がします。

まずポスターを上から吊るすために必要な脚立は藍間さんが持ってきてくれました。脚立についてきたテキレボ代表氏がそのまま登って吊り下げ作業をやってくださり、水平調整は藍間さんがびしっと決めてくれました。ちなみに今回はA1ヨコのポスターを、ズボンハンガー2個と折りたたみキャリー用180cmコード(両端フック付き)で天井から掛けました。私がいつにも増してもたもたと本や什器を並べている間に、つたゐさんがここドラ別冊の入ったOPP袋へ会場宅配搬入したここドラ本体を1冊ずつ次々と投入していってくれました。一般入場が始まってからも私が代行対応分のコピー本を折ってホチキス止めてしている間に、藍間さんが通りかかる人へ無配や300SSポスカを次々とお渡ししてくれました。代行対応分を受け付けに持って行こうと思って袋に入れてみたらちょっと底が抜けそうで途方に暮れていた私に横からつたゐさんが「箱使いますか」スッと段箱を貸し与えてくださり、代行に行けばメンバーズで代行当番の相方さんだったむしこさん(まるたさん)にも代行サポートで山ほどお世話になり、点数チェックのあとはナンバー毎に一種ずつ分類されていくアイテムを渡しは黙々とポスティングするなどしました。ちょっと量が多かったかな…。受付横の作業台は丸ごとしばらく占拠しました。もうちょい頭いいやり方できたかもしれないけど、まとめてチェックからのバラしてポスティングとせざるをえないシステムでは、妥当な作業だったと思います。(そしてやってくれてたのはほぼむしこさん)

藍間さんのお店番交代したときは全力でがんばりましたっ。ほかに、少しだけつたゐさんが席を外されたときもちょっとだけお手伝いしました。自分の買い物もかなりがんばりました…ちゃんとギリギリで用意したお買い物リストを頼りに。でも当日急いでいるときは、MAPにしておいた方がずっと見やすいですね。次回はMAPに書き込んで用意しておきたいです。

何気なく通路から見た自ブースが、藍間さんのブースと見事に一体化していて「まるで親戚同士の隣接した家の玄関先が一体化してる状態だな…」と思ったのが印象に残っています(しかし二人とも写真を一枚も残せなかったという)。ちょうど、藍間さんの棚と立てポスター、私の上の吊りポスター、そして私のお品書きポスターまでがぐるりとアーチ状になっていたんですね。アーチって目立ちますね。今度何かの企画の機会にチャレンジしたいと思いました。

閉会時間近くから宅配搬出の準備をもたもたと始めたのですが、着払い伝票はつたゐさんが持ってきてくれました。箱詰め中には什器や差入れなど入れられるものは全部入れて隙間はなくすと良いというベテランのアドバイスを藍間さんからいただき、みちみちに詰まった重たい箱はつたゐさんが搬出場所へ颯爽と運んでくださいました。ポスターや解体した段箱など廃棄するものはひとつずつ並木さんがチェックして廃棄場所へ運んでくださいました。いや、本当に見れば見るほど、私は自力では何もやらなかったな…いっそ清々しいほどに…。皆様本当にありがとうございました。ものすごく助かりました。

あとイベント中の思い出というか印象に残ったことといえば、どのブースもものすごくボリューミーで見映え良くて思わずじっくり見たくなるような設営が、着実に増えているような気がしました。やはり90x90って可能性がすごくあって、設営しがいがありますね。どのブースも魅力的でした。公式でブースをずら〜っと撮影していくだけのGoogleストリートみたいなやつやってほしい。自分の記録も残るしよそのブースすごい参考になるし。まぁ無理なんですけど欲しいです。これも企画にしたらどうだろ?カメラ使える人が主催して、当日ブース写真(または動画)とってシェアOKという参加者を集め、実際に撮影して、それを後日編集して公式サイトへリンク張るみたいなやつ。ちなみに私はできないので出来そうな人に期待してます。


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(3)メンバーズのお仕事と代行対応

今回の代行対応から始まった「しおり」は、結果として準備会さんの作業効率を格段に向上させることができたみたいで、とても良かったんだなぁと思います。サークル側の手間も(欲しいと言ってくださる方へお届けするための作業だと思えば)全然何でもない程度でした。

しおりはアイテム1点ずつの個別貼付が必要ですが、おかげでチェック作業をとても楽にしてくれます。当日作業を減らすために事前にしおり貼って行けるといいな〜と思ってしおりの事前申請をしたんですが、時間が足りなくなってしまい今回の自分には作業できませんでした。でも事前申請してたので当日しおり配付されませんでした。うっすらそんな予感はあったけど事前申請のところには特に注意書き見当たらなかったのでやらかしましたね!甘えましたすみません。それで反省して今後はどうしようかなと考えたんですが、当日配付されたしおりがすごく扱いやすい高級な用紙だったのであれが欲しいですね…。事前配布されるのが作業時間も含めて宅配搬入できるタイミングに十分間に合うでもない限り、事前申請はやめておこうと思いました。当日できる範囲で頑張れば良いことにします。

事前にしおりをもらえることで、同じ人が複数のアイテムを希望してくれていることが分かるので、注文者ごとに一括パッキングができるとしたら、かなり事前準備のメリット大きくなるのですが、一括してしまうと受付時のアイテム別点数確認ができないのですよね。パックに複数のしおり貼付ができても、現物の点数チェックに支障があるのでNGです。そうすると結局、当日の受付後にやらなければならない作業が削れないので、事前に頑張るメリットも小さいかな。でもお金を扱う以上ここはどうしようもないですね…さすがにサークル側の自己責任とはできない部分です。無配物ならありかなと思って前回「全部自己責任にして無配物のみサークルによるポスティング」を提案してたのですが、有償アイテムまで一気に対応してきた準備会さんの本気度とパワーすごいなと思いました。

自分がメンバーズで代行作業をやった所感については詳しくは関係者向けに別途投稿しておきます。ざっくりまとめるとここ数回に比べて作業がやりやすくなった気がします。場所が広いともう少し作業しやすそうですね。ただ、慣れないサークルさんも中に入って作業するスペースだったので、フォローが行き届く程度の「狭さ」が逆に必要なのもあるかなって思います。

懺悔をひとつ…メンバーズの代行対応のお仕事に行ったのに最初のうちは自分の代行アイテムの対応をひたすらやっていて申し訳ありませんでした。一緒に当番だったむしこさんにはとてもたくさんお世話になりました。


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(4)参加企画の感想(300SS、ゴブガリ、宇宙遊泳MAP)

300字SSポストカードラリーさんには毎回お世話になっております。何度でも言いましょう、百利あって一害なしのオススメ企画です。毎回、お題に沿った300字以内のSSをポストカードにして頒布する。参加することで自然な流れで宣伝広報アイテムが作れて、自然な流れで来場者に頒布できる。来場者もいっぱいSSがもらえて、普段あまり立ち寄らないジャンルがあっても会場中をぐるりと巡ってみる動機付けになる。出会いが生まれる。読んでもらえる。後から戦利品とともに振り返って読んでもらえる可能性がかなり高い無配物だと思っています。個人的に、通りすがりに何となく受け取ったペーパーや名刺程度だと、ほぼ見返す機会がないですし、あったとしてもどこの誰だったか記憶と結びつかなくて次回につながらないのです…。

体感ですが、テキレボは無配物を受け取ってもらえる率が高い気がしています。受け取る側に抵抗がない感じです。一般来場者数に対して無配物の出る数が多くなるのも、積極的に無配を配るサークルが多いことと積極的に無配を受け取る参加者が多いことの相乗効果かなと思います。一緒に置いておいた長めのSS付きペーパーもA6サイズに折っておいたところ、まとめて持って行っていただくことが多く、あっという間に完配していました。テキレボは配り甲斐があります。こんなにお世話になっていて感謝もしている企画のくせに当日カンパ入れ忘れたので(1年ぶり4回目)あとでこっそり送りました。

今回の300SSお題は「お菓子」。企画参加は4回目でしたが、毎回同じ世界の同じ登場人物たちの群像劇風にもなるように書き続けています。もちろん毎回単体で読める内容だし、固有名詞はほぼ出てきません。キャラについては絵で説明しようというずるい魂胆です。FT世界の学生生活な感じです。今回もその路線でSSを書いていたのですが、入稿前になって手直しをした結果、教師たちのお話に変わりました。大人ってずるい。タイトルは「大人の菓子」になりました。イラストには一片もお菓子要素が見当たらない渋い絵になってしまった…。

ゴブガリ企画さんは初めての企画参加でした。残り5部になった残部僅少作品を発掘して、目ざとく狩ろうみたいな。基本的に一次創作のシリーズをやっていて、在庫がなくなりそうになれば何度でも再版し続けていた自分には縁が無いかなと思っていたのですが、過去の遺物の存在を思い出しました。でもあれ、二次創作だし、コピー本だし、古いし、何より漫画だし…。などとうだうだしていたのですが、もう荼毘に付すほか処分のしようがないような暗黒在庫となっていたため、この企画をきっかけに思い切って実家から引っ張り出してきました。自分で見返すとしにそうになったので極力見ないようにした。お品書きポスターには小さく掲示しておいて、一応ブース机上にも後ろの方に隠すような位置に出しておき、それほど積極的に案内はしていなかったのですが、有難いことにそれでも気付いてくださる方はちゃんといて、めでたく全部もらわれていってくれました。良かった…廃棄処分しなくてすんで良かった…(でももらわれていった先で用が済んだら速やかに処分してほしいと切実に思っている。)

こないだテキレボでとうらぶプチがあったときにも思ったのですが、二次創作はシェアやニーズが小さかったとしても、その会場のどこかに存在しているというだけで求める誰かのアンテナに確実に届くものなのかもしれません。確かにテキレボで二次創作の占める割合はまだまだ小さいですが、意外と多くの参加者が「二次も読む」人だった場合、自動的に彼らの研ぎ澄まされたレーダーに捕捉されるもののような気がします。二次の人のレーダーは恐ろしく訓練されておりステルスも見逃さない高性能仕様でひっそりと隠れるように存在する僅かな二次作品もキャッチしていく…。おかげでとうらぶプチ参加のときにお品書きに小さく載せていただけのとうらぶ折り本も、今回ひっそり載せていたヘタリア漫画本も、欲しい人のところへ旅立つことができました。ある人は一度お買い物していってくださった後から、戻ってきて「これは…?」と二次本を指してくださったりもしました。ありがとうございます。

宇宙遊泳MAPさんは前回から企画があったことを知っていたのですが、ファンタジージャンルの当方とはご縁がなさそうだなと半分スルーしていました。それが前回の打ち上げの時に主催さんとお話する機会があって、MAP企画の話とか、内情とか、突っ込んで「ファンタジーの宇宙なんてものありですよ」という言質を頂戴することができたので俄然興味が湧きまして、今回参加させていただきました。

これは創作語りになるので読み飛ばしていただいて大丈夫です:シリーズで続けている長編ファンタジーESTASIAの物語の中で宇宙というものを意識する機会はほぼないのですが、月と太陽という天体が物語の鍵になっていて、そこには間違いなく宇宙が存在しているわけです。月は天体でありながら成長を続ける存在だったり、人格化してあれこれ意識を持ったり個性があったりいいことや悪いことをするというトンデモ宇宙ではありますが、そのためSFでもファンタジーでも語る場所のないはざまの物語として作者の中にだけありました。このあたりの設定はいくら詰めても本編で語られる機会は来ないだろうなと思っていたのですが、まったく関係のない短い読み切りとして本にしてしまうというアイディアが、この宇宙遊泳MAP企画さんのおかげで突如降って湧きました。何をどこまで書くかという筋は当初から決まっていて、あとは作るだけという状況だったのになかなか手が着かず、企画参加申込みも滑り込み、MAP用の書影データ提供もビデオ判定ものの滑り込み、最終的にはイベント直前まで作業をしてしまった極道なコピー本となりました。お手に取ってくださった方、ほんとうにありがとうございます。大量のコピー失敗資源ごみも浮かばれます。


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(5)打ち上げ0次会、一次会、二次会

今回は事前に声掛けいただいていて、発行したアンソロの執筆参加者でテキレボ直接参加だった4名でささやかなアンソロ打ち上げをしようということになり、撤収後はテキレボ公式打ち上げの開始時刻ギリギリまで、会場近くのカフェでお茶してました。そうか打ち上げか〜じゃあお祝いメッセージプレートのひとつも用意せねばなるまい!と手配した私は軽率で浮かれやすい人間でした。美味しいカフェだったのでまた行きたいです。今度誰かご一緒しましょう。浅草駅にとても近いです。ケーキしか食べてないけどご飯も美味しそうでした。みんな荷物が多くてあいにくの雨だったので開場前からタクシー使ってしまいました。運転手さんごめんなさい。優しかったです。

気付いていなかったのですがこの時がほぼ初対面という参加者さん同士がいらっしゃったりもして、新鮮でした。つい、自分が面識のある共通フォロワさん同士もまた面識があるものだと思いがちです…。話題はひたすら延々とアンソロの話でした。あの人の作品のここが凄かったとか、ここがもう最高だったとか、あの絵がどうだ、その絵の発想がこうだ、順調な進行の裏で実はこうなっていた、などなど。このネタで大丈夫かものすごく悩んだ…という話はほとんど全員に共通の思いだったようです。大丈夫、この面子で「いつも通りを全力で」やったらたとえ設定まで同じだったとしても内容や読後感は絶対に被らないから、という結論で笑い合いました。まったく話が尽きなくて…面白い時間はあっという間に過ぎて行き、時が流れるのが惜しかったです。こういうお話ができたのも、事前に献本をお送りできていたからこそですね。本当に良かった。その場に来られなかった、委託参加の方の姿を我々の心の目は確かにあの5番目の椅子に見ていました。また今度ぜひお茶しましょう。

そこから徒歩5分の公式打ち上げへやや遅刻気味に移動して、急造された4人掛けのテーブル席に最初は2人でおさまり、空いてる席に次から次へと人がやってくるという面白い打ち上げになりました。代表さんから今回のイベントの速報実績値をあれこれお聞きしたり、次回のテキレボの日程決めに関してあれこれお聞きしたり、ほかの個人主催なイベントに関してあれこれお聞きしたり。自分もあちこち移動して歩いて、ほぼ初めての方も含めて十数名とお話しできたので楽しかったです。お相手して下さった方々、ありがとうございました。おしゃべりが楽しくて無配の行商(もらってない人を探してはせっせと押し付けて歩く行為)がそれほど捗らなかったので、手元に残った300SSポスカは翌日大急ぎで企画主催さんへ継続頒布のお願いとして送付させていただきました。

公式打ち上げの3時間もあっという間ですね! 人数が多いから仕方ない。二次会へ移動する人の群れもかなり多かったのですが、何やらカラオケが主流のようで、カラオケも好きなんですが話し足りなかった私はタイミングよくつかまえた並木さんと阿波さんと共にファミレスへ移動しました。少人数でテーマを絞った打ち上げもオツなものです…。なおこの場では阿波さんの新刊を買いそびれて膝から崩れ落ちそうになったという並木さんの話を聞いているうちに阿波さんが再版してお送りする話になってたりして、なんだかいい話を見ました。電車の都合もあって最終的には並木さんと二人で終電まで、店員のお姉さんをナチュラルに口説いたり(※並木さんです)、延々とアンソロまわりの話をしたりしてましたが、このときのお話で、私はあらためて北海道を中心とした創作仲間さんたちのつながりがとても尊くてきらきらした奇跡みたいなご縁なんだなぁと、実感させていただきました。並木さん素敵な言葉をありがとうございます。御縁って本当にすごい。いつも感謝しつつ当たり前のように感じていたのですが、人から言われると「おお、確かに…その通りだ…」と思わされて、ありがたいです。

私はいつも終電組を見送ってからとぼとぼ一人で帰るテキレボの民です。帰りのキャリーがかなり軽かったのがありがたかったです。翌朝寝床でごろごろしてたら着払いにピンポンされて超慌てたのは2年前から進歩がありません。とりあえずテキレボ翌日が休みでない場合は翌休日を指定して出す必要があるなってあらためて理解しました。


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(6)事前準備の反省と未来の自分へ

今回はイベントのかなり前から「イベント直前の一週間は毎日早寝して健康的なイベント当日を迎え全力で満喫する」という大胆な目標を立てていました。何と言っても本命の新刊が一ヶ月前に作業終了しており、余裕のイベント準備状況だった、はずだからです。結果的には、そうはなりませんでした。一ヶ月前に入稿完了したところまでは予定通りだったんですが、そこから「よし、余裕があるのでコピー本を2種作ろう」などと考えたところから予定が狂っていきました…。

未来の自分へ、大切な教訓です。「イベント直前の一週間を早寝するためには、イベント直前にコピー本を作ろうと思い立ってはいけない」とても大事な教訓です。コピー本作ろうとする限り絶対にイベント直前は修羅場です。もう避けられない運命です。イベント当日を平穏無事に体力万全で迎え撃つためにはコピー本に手を出してはダメです。何週間あってもダメです。

大本命の新刊作業を一ヶ月前倒しで実施しきれたことは褒められます。よく頑張りました。これが終盤に倒れ込んでいたらもう何もかもヤバかっただろうし、どこかで重大なチェック漏れが発生していたと思います。大切な作業ほど、余裕のある時にやっておかねばなりません。次に出す予定の新刊も一ヶ月前を目指すと良いと思います(個人誌でそれは無理だな…)(いや諦めたらそこで試合終…)

もうひとつ自分への大切な引継ぎです。当日はお昼もぐもぐする時間も無いかもしれないという万が一に備えてゼリー飲料を2つ用意しておいたのですが、結論としてはゼリー飲料2つでは夜までもちません。コンビニおにぎりで良いので、どうにか当日1つ以上調達しておきましょう。水分もできれば500ml水を1本では足りないので2本用意するか大きなボトルにしましょう。途中調達はできないと思いましょう。

お品書きは絶対に必要です。どうせ必要なので書影やポスカ絵が未定のものがあったとしても枠は決められますから、できるだけ早めに準備に着手しましょう。実はお品書きを作る時間もなくて今回はアンソロのポスターを吊るしメインのラインナップに新刊もないから当日用のお品書きポスターは諦めよう、と前日の夜に決心していました。しかしその数時間後に「いや駄目だ、このポスターにしか掲示されない情報が、ゴブガリや宇宙遊泳MAP参加のマークを付けた謎の新刊情報が、あるじゃないか、それを探してくれる人のためにも当日用のお品書きポスターは絶対に必要ではないか…となり、深夜に猛烈な勢いで爆誕したのが当日に掲示していたA3サイズのお品書きポスターでした。もうこんな無茶したらダメだ。

同様に見本誌帯もです。ブースNo.が確定したらもう作れるはずです。データだけでもいいのでブースNo.が確定したら既刊分は作ってしまいましょう。すぐです。こういう細かい作業を後へ後へと倒していくから最後が窮々になるのです。今回「あればよかったな」と思った物があるでしょう、それも先に用意してしまいましょう、無配無双地帯用の帯POPです。「ここからここまで 無料配布です」の帯を、藍間さんのブースとの境界に置くのです。ちゃっかり次回も藍間さんと隣接させていただくつもりになっててすみません。

什器的には、立体的な段が欲しくなってきました。平積み+見本誌立てのセットでずっとやってきてたのですが、こまごまとした新刊などを置くようになってきてここ2回ほどは手狭というか、シリーズ物をひとかたまりに見せる方法としての段々へのニーズの高まりというか。でもKAMINOTANAが必要というほどではないのですよね…あれ文庫サイズには最高だと思ってますが、A5をいっぱい並べるのはちょっと微妙な気がしています。そこまで段々しなくて良いので、5cmくらいずつ段が作れないかちょっと考えておきましょう。工作になるかな…。

あと部屋ですよ部屋。ほらそこ見ないフリしてるけど今も酷い状況が維持されているこの部屋。イベント当日に向けて加速度的に散らかって収集つかなくなっていくし、前日は荷造りできるスペースが必要になるので、もう何が何でもイベント向け作業で部屋を散らかさないこと。命がけでクリーンな部屋の操を守ること。終わった後は体力尽きててしばらく部屋の片付けに着手できないのでイベント後の自分に一切期待しないこと。

過去の反省と未来への教訓、現場からは以上です。
posted by SかK at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント情報
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